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パリのアパート暮らし|フランス生活3日目

ボンジュー!
フランスに来て3日目(火曜日)、夫が仕事でいないため初めての自由行動。…とはいっても飛行機含め目まぐるしい数日の疲れを癒すために、一日ゆっくりおうちで過ごしました。
というわけで、今回はパリのアパート事情についてご紹介します。

目次

アパートの鍵が開けられるようになった

3日目最大の出来事は、そう、自分の家のドアの鍵が開けられるようになったこと(!)
初日、2日目と指が赤く腫れるまで何度もチャレンジして、結局開けられなかったのだけど、ようやくコツをつかむことができました。

パリのアパートには大抵の場合 通りに面したところに建物自体の入り口があって、センサーキーや暗証番号で中に入ると郵便受けや各階への階段があります。外に出るまでに住民の方とすれ違うことは結構あって、Bonjour! とか挨拶を交わすのがふつう。まだちょっとだけ恥ずかしい。

自分の家のドアの鍵は、建物が古いせいもあるかもしれないけれどかなりややこしい。恐らく二重構造になっていて、ぐるっと一周まわして留め具を外してから鉤状のものを引っ込めるんだけど(文章だと余計に難しいね)、なんだかよく分からない絶妙な力加減が必要なんだな。
とにかく自力で開けられるようになって、晴れて一人行動ができるようになりました。

パリのアパートの魅力と、大変なところ

パリは街全体の建物が骨董品みたいに素敵で、我が家もリノベーションされてはいるけれど家の中のあちこちがちょっとした装飾で彩られていてたのしい。むかし地元に「パリの雑貨屋さん」というそのまんまの名前の雑貨屋さんがあって、まさにその世界観だなぁ…と当時雑貨屋さん巡りが大好きだった自分に戻ったような気持ち。夫もまだ住み始めて間もなくて家具はそろっていないから、蚤の市で掘り出し物を買ったり気に入ったラグを敷いたりするのがとてもたのしみ。

でもやっぱり日本のアパート暮らしとは違う苦労がある。(そこも面白がってはいるけれども。)

リノベされていても、やっぱり年季が入っている!

壁や扉は全体的に綺麗な白で塗装されているけれど、物をぶつけたり衝撃を与えたりすると簡単にヒビが入るくらいにはもろい。それにいまだに白い塗料?が服についたりする…
なので日本にいたときよりも結構気を遣っているし、自然と丁寧な動作になっている気がする。日頃のズボラさが裏目に出ているよ〜。うう。

お湯は好きなだけ使えるわけではない

我が家にはトイレに大きなタンクがあって、そこに電気で熱されたお湯が溜まっている。キッチンやお風呂でお湯を使いたいときはそこから流れていくので、溜まった分が尽きればお湯が出なくなる、という仕組み。今のところ冷水シャワーしか浴びれなくてガクブル…ということはないけれど、できるだけ必要最低限にしようと心がけています。

生活音問題

日本のアパートでも騒音とか壁が薄い問題はあるけれど、生活音関係は結構すごい!
水回りが部屋ごと独立していないらしく、真上の階(多分)の人が水を流すとガラガラ…と音がしたり、階段の足音、通りで騒いでいる声なんかは結構ダイレクトに聞こえてくる。でも隣人とは壁一枚で直接隣り合っているわけではなく必ず間に吹き抜けか廊下を挟んでいるので、お互いが家の中に入ってしまえば生活音が聞こえることはありません。
ちなみに夜はぐっすり眠れているし、音がするわりには不思議とストレスフリーに過ごしています(^^)


…と、こんな感じで日本との違いにびっくりすることもあるけれど、個人的には多少不便なくらいが好きなので住めば都かな〜とだいぶ楽観視しております。

それに、実は今現地の人から「すごい時期に来てしまったね」と言われるほど、大規模なストライキの真っ只中。(正確には、ストの尾を引いている)ゴミ回収がストップしていて街中はゴミだらけ、あちこちでデモ行進、日本ではなかなか体験できない街の様子を見ています(笑)
こんなことがあるのも話には聞いていたから特にショックは受けていないけども、やっぱり日本の清潔さとか便利さってすごいんだなぁ、、、としみじみ。

なんだか色々なことに対して、ありがてぇ…!と思うのでした。

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