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1ヶ月経ちました|フランス暮らしのつれづれ

ボンジュー!
先日、大切な妹(くらい仲良しの友人)の結婚式にリモート参加しました。
日本とフランス、これだけ離れていても、きれいな画質で晴れ姿を見ることができて感激でした。やっぱり新婦入場の瞬間って泣いてしまうね…。あたたかくて幸せな、とても素敵な式でした。
リモートだと新郎新婦だけでなく式場内の様子も見れるから、ちょっと神様的視点(?)を味わえてたのしかった。

さて、フランスに来てひと月、一瞬だった…!
簡単に、この1ヶ月のことをまとめてみようと思います。

目次

慣れてきたこと・できるようになったこと

  • ひとりで電車に乗る
  • ひとりで買い物する
  • お散歩・街歩き
  • 店員さんに尋ねる
  • 天気の移り変わり
  • 街にいるちょっと過激なひと

「はじめてのおつかい」だな、、、(笑)
わたしはどちらかというと【海外移住に向いてる人の特徴5つ!】みたいなものに当てはまらないタイプの人間なので、「あれやってみよう!」「あそこ行ってみよう!」と積極的に飛び込んではいけないのだけど、それでもちょっとずつ回を重ねるごとに ”生活” として馴染んできた。

ちょっと過激なひと(笑)、は、笑えないくらいそこら中にいて、叫んでいたり目がうつろだったり独特な匂いを発していたり、初めの1週間こそビクビクしていたものの、最近は「うむ。いるな。」と存在を認識するだけになってきた。移動時は危険センサーをそれなりに稼働させているものの、良い意味で日々のはりつめた緊張感がなくなってきたなぁ。

大使館に行く途中、思いがけず出会った凱旋門

まだ慣れないこと・できていないこと

  • コミュニケーション
  • フランス社会への参加

コミュニケーションにおいて、わぁーっと話しかけられて分からなくて困る、話せないなりになんとか伝える、ということ自体には慣れてきた…というのは、「聞き取れないのが怖いから聞けない」「恥ずかしいから発声できない」という状況は脱した気がする、ということ。
もちろん聞けない・言葉が出てこないことに対するもどかしさはものすごくあるし、誰かと会話する状況ではまだまだ緊張や怖さがあるから、コミュニケーションに慣れたとは言えない(ほとんど喋れてもいない)。

これは「フランス社会への参加」にもつながってくるのだけれど、学校・市民講座などなんらかの形で語学学習のためのコミュニティに参加したいなと考えています。

フランスで生きていく

「社会参加」について、実は初めの2週間くらい、「何者でもない」「何にも所属していない」自分に対する焦りや不安にのまれかけました。渡仏準備の半年間でそれまで働いてきた分のお金を食い潰してきたからか、早くお金を稼がなきゃ、夫にばかり負担をかけていられない、と思っていたし、コミュニティに所属しないと会話力も上がらない、ととにかく何でも良いからアルバイト探し。今の状況で応募できるのは飲食の仕事、でも基本はやっぱりそれなりの語学力が必要みたい、いざとなれば日本で始めたWebライターの仕事を増やせばなんとかなるけど、これからの生き方は?人生は??……と堂々巡りして、ぷすん、、。

そんなときに夫がお世話になっている方からアドバイスをいただいて、ハッとした。
「これからフランス社会で生きていこうと思うなら、……」
アドバイスの中身は、簡単にいうとまずは語学学校に入ったりして集中的に語学力を上げて、選択肢を広げて仕事のことはそこから考えてみたら?ということだったのだけれど、このさらっと耳に入った「フランス社会で生きていく」ということばが、わたしには決定的に足りなかったのだった。

心のどこかでまだ観光客気分で、「メインは夫の収入だから」となんとなく生き方を固定してしまっていたけれど、わたし自身の生きる場所が日本からフランスに変わっただけなんだから、これまでと同じように「自分がどう生きていきたいか」を考えればいいんだなぁ、という気づき。

そしてそのために、まずはなによりも語学力向上が必須だよねというのはとても納得だった。
ちなみに、そんな気づきがあったところで簡単に先が見えるほど人生は甘くなく(笑)、その後もまた違った悩みが出てきているのだけど、でもそれはとても前向きなもの。
というわけで、またしばらくは勉強漬けになりそうな予感です!


1ヶ月あると、考えることもいろいろ。人生いろいろ。
今日はこのあたりで。
そろそろ、自分の状況だけでなくフランスをあれこれ紹介する記事も書いていきます〜!

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