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慣れるということ

ボンジュー!
2023年のまとめでも書こうかなっと思ってたのが数秒前かなというくらい、あっという間に時間が過ぎてしまいました、、、
2024年初投稿。サーバー代もばかにならなくて、無料ブログへの再お引越しを検討中です!
さてさて、ここ数ヶ月のできごとをすこし。

目次

運命の出会い、オケ参加、カルテット結成?!

2023年はとにかくたくさんの人と出会った1年だったけれど、なかでも私にとってもはや“フランスの姉”とも呼べるTさん(日本人)との出会いは、偶然で突然で奇跡的でした(!)
出会ったきっかけは夫の仕事つながりだったけれど、夫と同じ大学出身、大学オケ出身、共通の友人、今わたしが目指している学校に在籍していた…などなど、出会うべくして出会ったのかなというくらいの、まさに邂逅だった。青春時代を同じ場所で同じように過ごしていた、というだけでいくらでも語り明かせて、その話をフランスのパリでしているんだから、人生って面白い。

さて、Tさんはアマオケでバイオリンを弾いていて、私がアルトを弾くと知ったとたん、「うちのオケ来る?来週練習あるからおいで!楽譜送っとくわ!」とあれよあれよとアマオケへの参加が決まりました(笑) しかも出会って数分で名前呼び捨て(その距離感大好き)。
お気づきであろう、この方は文字通り「姐さん」なのだ。

春に参加したオケもとても豪華だったけれど、今回のオケも指揮者、ソリスト、トレーナー陣は Orchestre National de France ( フランス国立管弦楽団 ) の面々ということで、パリにおけるアマオケの環境っていったい…。とにもかくにも、楽器を弾き続けていられるの、とっても嬉しい。

そして、初めて行った練習でなぜか(?)カルテットが結成され、年末年始はカルテット合わせしてました。笑
やっぱり室内楽たのしいな…!と思いつつ、自分の伝えたいことが言葉にできない悔しさにも襲われる。なかなかハードな合わせだけれど、「こうなりたい」を音楽的にも語学的にも維持できる機会がとても有り難いです。

そのカルテットもあれよあれよと、初めは初見大会って言ってたのにいつの間にかコンサートしようってなって、気づいたらオケの指揮者(プロのバイオリニスト)に見てもらうことにまでなってた、、およよ。でも楽しそう。がんばります。

もうすぐ1年

フランスに来て半年を過ぎたころ、語学学校に向かう道でふと気づいたことがあった。
「あれ…わたし、考えごとしながら普通に歩いてるな。」
この「普通に」という感覚と同時に思い出されたのは、地元静岡を出て、京都や東大阪での生活がいつの間にか「当たり前」になって、我が家の近辺を何の気なしに歩いていた、あの日々。ああ、いま、このパリという街での生活がわたしの「暮らし」になったのだな、、、と急に腑に落ちた。これが「慣れる」ってことなんだ。

「こっちの生活には慣れた?」と聞かれれば、それまでも「だいぶ慣れました〜」なんて答えていたけれど、やっぱりどこかで緊張感が持続していたのかもしれない。「普通に歩いてる」と自覚したとき、そういえば今まですれ違う人々もいちいち”外国人だ”と認識していたけれど、いつの間にか、そんなことは気にならなくなっていたなと気づいた。

きっと京都や東大阪に引っ越したときも同じように慣れていったはずで、それがただフランスのパリという街に代わっただけなのだ。ここがわたしが生きている街だ、と、今になって改めて感じて、なんだか嬉しいような安心するような、あたたかい気持ちになった。


さて、12月に受けた試験の結果送付はどんどん遅れていくし、7月に申請した学歴切替え(日本での大学の単位を、フランス式に当てはめて証明を出してくれる)もまだまだ届かないし、こっちで初めてネットで服を頼んでウキウキで待っていたら郵便受けを壊されて盗まれるし(!)、おフランスの洗礼もそれなりに受けつつ、おおむね楽しく過ごしています。

2024年、健康第一なのは変わらず、「spontanéité」(自発的に動く!)を目標にガンガン前進していきたい!
がんばるぞー!

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