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フランスに到着しました|フランス生活1日目

ボンジュー!
1日半(体感3日くらい)におよぶ長旅の末、やっとこさフランスに到着しました。ああ、長かった…。
初めての国際線、初めてのトランジット、おまけに出発は朝の9時で「不慣れな方は3時間前には空港に到着しておくとよいでしょう」なんてアドバイスを見てしまったもんだから、不安やら緊張やらで前日はほとんど寝られず。
結局空港のカウンターは3時間も前には開いておらず、前から5番目くらいに30分並んだぜ。間に合って何より。

1便目 成田→香港 5時間25分
2便目 香港→パリ 14時間20分
トランジット 9時間30分
と、およそ30時間を空港か空の上かで過ごしたわけだけれど、長旅を快適に過ごすグッズやライフハックなんかはもう少し経験を積んでからご紹介できたら嬉しいな…!

とにもかくにも、2023年3月12日早朝、生まれて初めてパリの地を踏みしめたのでした。

目次

空港からパリ市内へ移動

到着したシャルル・ド・ゴール空港はパリ市街から少し離れたところにあるので、中心街まで出たい場合は空港から出ているシャトルバス(RoissyBus)が便利。空港の「BUS」という案内表示に従って進むと待合所があるので、そこで切符を買ってバスに乗り込む。あとはそのままオペラ座(オペラ・ガルニエ)まで連れて行ってくれます。
バスでは日本語の音声案内もあるので、頑張って英語を聞き取らなくてもだいじょうぶ。

わたしたちはそのあとRER(電車)で自宅の最寄りまで向かいました。
ちなみに、空港からパリ市街までのアクセス手段としてこのRER(B線という今回乗り換えたものとは別の路線)もあるのだけど、この路線はちょっと治安が悪い(ところを通る)みたい…!利用されるときは身の回りのものに十分ご注意を。

生まれて初めて見たフランスは郊外の落ち着いた?景色で、有名企業の大きな工場や巨大モールのようなものをいくつも通り過ぎて、なんだか日本の高速道路沿いとそう変わらないんだなぁ…と意外だった。もちろん市街地に入れば「異国に来た」という感じがするのだろうけど、人間が社会生活を営む仕組み、みたいなものは根本的にはさほど違いはないのかもしれない。

最寄駅降りたところ。とっても良いお天気でした

初日からあちこちへ…?!

さてさて、そうこうするうちに自宅に到着。
すでに1年以上パリで暮らしている夫が何から何までエスコートしてくれて、あれこれ説明しながら移動してきたけれど、パリの街並みやオペラ座を見ても、不思議と観光地に来たときの高揚感ほどではなかった。

あぁ、ここで暮らしていくんだなぁ、夫が暮らしている場所に来たんだなぁ、という、静かな感動。
これからゆっくりこの街のことを知っていこう、と思えた。

さすがにヘトヘトだったので少し仮眠をとってから、夫の友人の演奏会があるというので早速市街地へ繰り出してみることに。(早速にもほどがある、なんて声が聞こえてきそう…!でも意外と身体は大丈夫でした)
夫が通っている École Normale (パリ17区にある音楽院)のホールで弦楽四重奏のオール・ハイドンプログラム。CD発売記念だというコンサート、なんと無料!小ぶりなホールだったけれど満席近く埋まっていて、じんわりとクラシック音楽の本場に来た実感がしました。

コンサートは無料なのが信じられないくらい素晴らしくて、曲を聴いたというよりは音の芸術を浴びてきた感じ。4人が投げかけてくれたものを、受け取ってきたような。楽しかったぁ。
演奏後は客席やロビーのあちこちで人だまりができて、感想の共有をしながら余韻に浸るのがフランス演奏会あるあるらしい。わたしたちも夫の友人である演奏者に挨拶をしていたら、それを見ていた素敵なご夫婦が「お知り合いなの?日本人の方?」と声をかけてきてくれた。夫がちょこっと自己紹介をしながらわたしがちょうど今日到着したことを伝えると、驚きながら「Bienvenue à Paris!(ようこそパリへ!)」とニコニコの笑顔。こちらも笑顔で返すしかできなくて、歯がゆくて、でもなんとなく、ここで生きていくことを受け入れてもらったように感じて嬉しかった。

とにかく着いた!生きていけそう!

とにもかくにも無事に到着したし、初日から盛りだくさんでした。
電車に乗ったりスーパーに行ったり、他にも初めてだらけだったので、また追々ご紹介したいと思います!

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